執筆者
Santi Nolla
PSG戦で悪夢を見たにも関わらず、再びユヴェントス戦でミスを犯し、ルイス・エンリケ監督はとても困難な状況に追い込まれた。
この日のバルサは選手が数年間共にプレーしていたとは思えない試合を見せ、信じられない結果を受け入れるしかなかった。
ポゼッションでは圧倒するも、いつものような華麗なパス回しは姿を潜め、ゴールチャンスはあったがアンドレス・イニエスタ、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスは、ユヴェントスGKジャンルイジ・ブッフォンからゴールを奪えず、0点という受け入れ難い結果に終わった。
エンリケ監督はバルサ監督就任当初から、相手にプレスをかけボールを奪い、カウンターでゴールを奪う作戦を好んでいた。しかし、この試合では機能せず、ユヴェントスにお手本のようなプレーを見せられてしまった。
この日のバルサはセルヒオ・ブスケツが累積出場停止処分のため、代わりに高さでは劣るがハビエル・マスチェラーノを起用、左サイドバックにはジェレミー・マテューを起用した以外、いつもの顔ぶれであった。
後半、マテューに代えアンドレ・ゴメスを投入したことにより、セビージャFC戦のようなプレスを見せた場面もあったが、明らかに精彩を欠き試合を終えた。
4月19日に行われるカンプ・ノウでのユヴェントス戦セカンドレグ(第2戦)ではメッシが勝利に導くと確信している。

チャンピオンズリーグ
またか? 学ばないバルサ
4月11日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ(第1戦)対ユヴェントスFC戦でFCバルセロナは0―3と敗北した。遡る2月14日、バルサは0―4で負けたCLベスト16ファーストレグ対パリ・サンジェルマンFC(PSG)戦での悪夢を忘れていたように見えた。