アレニャ(1998年1月5日、バルセロナ州マタロー出身)はスペイン国王杯ですでに、敵地アリカンテでエルクレスCFを相手にゴールを決めた鮮烈なトップデビューを飾っていた。
 
 アレニャは第29節のグラナダCF戦でリーグ戦デビューを飾った。1軍デビューは彼の悲願だった。バルサの下部組織に入団して12年、9回目の召集で成し遂げた。

 当時バルサは「マレスメ(アレニャの生まれ育った町)の至宝」を獲得するために例外的な措置をとった。
 2005年、バルサは8歳以下の子どものチームを持っていなかった。そのため当時7歳だった彼をベンジャミンB(9歳から10歳のBチーム)に入団させたのだ。
 ベンジャミンA(9歳から10歳のAチーム)の監督だったジョルディ・コンドン氏は、スカウト視察でアレニャに目が留まったのだった。そのことをベンジャミンBの監督だったジョセップ・ゴンバウ氏に伝え、後日、両監督は視察した。
「彼は素晴らしかった」と、当時の様子を現在はオーストラリアのチームで監督をしているゴンバウ氏は語った。

 両監督はアレニャ入団の意思を固め、2009年まで下部組織の責任者だったアルベルト・ベナイヘス氏に同選手のことを伝えた。
 説得の結果、遂にアレニャを入団させることに成功した。

「彼はチームの中でも体が小さかったが、素晴らしい才能を持っていた。1歳年上の子どもに混ざっても際立っていた」とアレニャにとっての最初の監督になったゴンバウ氏は語った。
 フベニール(16歳から18歳のチーム)の年齢になるまで、アレニャは常に飛び級で上の世代のチームに所属。そしてフベニールでは、いきなりAチームに所属した。実際、U―19にも選出されていたが、その時すでにバルサBと契約していた。

 現在、彼は契約更新の交渉をしており、2017―18シーズンにはトップチームの一員になっているだろう。

MundoDeportivo編集部

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