同紙によるとサンチェス・アルミニオ審判技術委員会会長と同委員は、ヒル・マンサーノ氏の2016―17シーズンのパフォーマンスを認めており、サンティアゴ・ベルナベウ(R・マドリードのホームスタジアム)での試合をジャッジするに相応しいと判断。試合の2週間前に公式任命する予定だ。

 ヒル・マンサーノ氏は2月26日、エル・マドリガル(ビジャレアルのホームスタジアム)でのビジャレアル対R・マドリードの試合で、判定疑惑を起こしたとされている。
 後半74分、R・マドリードは1―2のビハインド状況で、R・マドリードのMFトニ・クロースがミドルを放つと、DFマテオ・ムサッチオの足に当たり、浮き上がったボールがMFブルーノ・ソリアーノの腕に触れた。ヒル・マンサーノ主審がこれをPKと判断。FWクリスティアーノ・ロナウドがこのPKを決め切り同点。さらにR・マドリードが追加点を決め、試合はひっくり返った。
 試合後、ビジャレアルのフェルナンド・ロイグ会長は「ヒル・マンサーノ氏とアシスタントたちは、R・マドリードの“お土産袋”を持ってスタジアムを去った」と、発言していた。
 なお、このお土産袋の中身については、試合後、無償の粗品であったと同紙が報道している。

 ヒル・マンサーノ氏の判定はその後、物議を醸した。
 FCバルセロナのジェラール・ピケは、審判の判断規準が一致していないことを訴えるために『Twitter』を介して「第17節ビジャレアル対バルサの試合で、はっきりとブルーノのハンドがあったのにペナルティをとらなかった」と発言。
 そしてヒル・マンサーノ氏は、ビジャレアルの関係者だけが利用できるスタジアム専用スペースに置いた自身の車に「泥棒審判団たち」と書かれたメモがあったことを告発した。

 4月23日、ヒル・マンサーノ氏が笛を吹くならば、試合の見所が一つ増えそうだ。

MundoDeportivo編集部

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