執筆者
XAVIER MUÑOZ

テア・シュテーゲン
 バレンシアのカルロス・ソレール、ムニル・エル・ハダディのシュートに対し好セーブを見せた場面があった。しかし、相手に2ゴールを与えるなどして安定感がなかった。

マスチェラーノ
 3バックの右SBで起用され、積極的にプレスをかけていた。だが、スピードがあるホセ・ルイス・ガヤに左サイドから突破されるなど弱点を見せ、2-2となる失点シーンに絡んだ。豊富な運動量でバレンシアに脅威を与え、3―2とリードする場面ではメッシに素晴らしいパスを送った。

ピケ
 3バックの中央で起用され、可もなく不可もないプレーを見せた。前半はスピードがあるジョアン・カンセロにディフェンスラインの裏を狙われるが、徐々に対応していき、後半はバレンシアに失点を与えなかった。

ユムティティ
 3―4―3システムに変更した当初は対応しきれないプレーであった。近頃は急成長を見せ、3バックでも安定したプレーをしている。ゴールに結びつかなかったものの、左サイドに抜け出したルイス・スアレスに素晴らしいパスを送った。

セルヒオ・ブスケツ
 彼に最も適している中盤底のポジションで、ディフェンスラインの裏を狙っていたバレンシアの中盤に対しプレスをかけ続けた。後半には更にプレスを強めた。ボールを引き出す動きなど安定したプレーを見せた。

ラキティッチ
 先日、バルサと契約更新したばかりだが、ピッチでその喜びを祝うことはできなかった。0―1となる失点シーンでは、マークしていたエリアカン・マンガラにヘディングシュートを決められた。2―2となる失点シーンでは、ガヤへのカバーが遅れるなど安定感を欠いたプレーを見せた。常にメッシの動きを意識し好機を演出しようとしたが、後半65分、セルジ・ロベルトとの交代を余儀なくされた。

イニエスタ
 まだ本調子ではないが、2015-16シーズンのレアル・マドリード戦(第12節アウェーで4―0の勝利)、アスレティック・ビルバオ戦(第20節ホームで6―0の勝利)以来、ルイス・エンリケ監督から絶大の信頼を寄せられている。復調の兆しもあり、スアレスに2本の素晴らしいスルーパスを送るなど試合を通して満足のいくプレーを見せた。

メッシ
 3―4―3システム変更に伴い、中央での新たなプレースタイルを見出した。前半39分にマンガラの最初のイエローカードとなるプレーや、前半45分にルイス・スアレスが貰ったペナルティーキックを決め2―1とリードした。後半7分、絶対的なエースは後半に、右サイドの突破から3―2となるゴールを決めた。さらに、ゴールにこそならなかったがネイマールにスルーパスを送るなど、素晴らしいプレーを見せた。

ラフィーニャ
 3―4―3システムの恩恵を受け、彼の特徴を活かすプレーが望まれているものの、ほぼスタメン定着しているとはいえ何か物足りないプレーが目立つ。

ルイス・スアレス
 ストライカーはミスが目立つ場面もあったが、1―1となる得点シーンが示す通り、ネイマールのスローインを受けてから、本能的な動きで1―1と同点になるゴールを決め、メッシが決めたペナルティーキックを獲得した場面では、マンガラに2枚目のイエローカードを与え退場に追い込んだ。常に仕掛ける姿勢を見せ、調子に波があるものの、その存在価値は計り知れない。

ネイマール
 ホームでの100ゴール達成こそ叶わなかったが、得意のドリブルで数々のチャンスを演出した。同点ゴールとなったスアレスへのスローインや、後半44分にはバルサ初ゴールとなったアンドレ・ゴメスへの4点目をアシストし、2016-17シーズンでの19アシスト目を達成した。ゴールキーパーとの1対1を外す場面もあったが、チャンピオンズリーグでのパリ・サンジェルマンFC戦を彷彿させるフリーキックも見せた。

セルジ・ロベルト
 後半20分、攻守のバランスを改善するためにラキティッチに代わり交代出場した。

アンドレ・ゴメス
 後半44分にカウンターからネイマールのアシストを受け、バルサ初ゴールを決める。その際、古巣であるバレンシアサポーターに謝意を表した。また、不調が続いたことからバルササポーターからブーイングを受けた。バレンシア時代に見せていたプレーには至っていない。


MundoDeportivo編集部

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