「僕らも『あの日、ピッチで何が起きたんだろう』といまだに思うことがある。本当に素晴らしい歴史に残る夜だった。試合を引っくり返すには奇跡が必要だった。そしてサッカーの神様は僕らの願いを聞き入れてくれたんだ。全員がロッカールームで我を忘れるぐらい勝利を喜び合った。あの瞬間は、アドレナリンが溢れ感情を抑えることなんてできる状況じゃなかった。家族や友達と勝利を祝わずに家に帰るなんて考えられなかった」

 ネイマールは、プレミアリーグについても言及した。

「サプライズに溢れ、魅力的なサッカーが楽しめるリーグだと思う。毎シーズン、常にタイトル争いを繰り広げるマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、リバプールなどのクラブは特に高く評価をしている。またプレミアリーグには、ジョゼ・モウリーニョ監督やジョゼップ・グアルディオラ監督など、トップレベルの指揮官もたくさん活躍している。サッカー選手であれば誰だって彼らの下でプレーをしてみたいと思うはずだ。僕だって、いつかはプレミアリーグに挑戦してみたい気持ちはあるよ」

 ネイマールは最後に、昨シーズンのプレミアリーグを制覇し、世界に大旋風を巻き起こしたレスター・シティについてもコメントした。

「昨シーズンはレスターにとって最高のシーズンとなった。プレミアリーグを制覇したその力を過小評価してはいけない。CLで今後対戦することになったら、その点を忘れないようにしたい」

MundoDeportivo編集部

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