執筆者:Miguel Rico

 バルサにとって重要なのは、今シーズン終了後にフリー移籍できるという条項が6月10日に切れたことである。その契約はジョゼップ・マリア・バルトメウと同じで残り1年だが、バルトメウと違うのはメッシにとってはこれが最後の契約ではないことだ。
 
 かつてカルレス・プジョル、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタに提案されたように、メッシにも好きなだけバルサに残ることが許される。

 レオはロナウジーニョのバルサでの最後のシーズンを心に留めており、同じような道はたどらない。チームに残る限り、背番号10とキャプテンマークはメッシのものだ。そしていつも最高のパフォーマンスを見せてくれる。キャリア終盤に入っていることは明らかなのに、それでもマヨルカ戦ではどの選手よりも輝いていた。状態を維持すれば、今後も誰よりも稼ぐだろう。バルトメウも明かしたが、マイナス条件で契約更新されることはない。

 ムンドデポルティーボが知る限り、新契約は2023年までの2年(1年+1年延長のオプション)だ。メッシにはいつでも契約を破棄できる権利が与えられる。クラブはホルヘ・メッシ(レオの父で代理人)と常に連絡をとっているが、まだ具体的なミーティングは行われていない。ただ、お互いに良い結果になることは理解しており、とりあえず今はリーガとチャンピオンズにフォーカスするという姿勢をとっている。

MundoDeportivo編集部

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