執筆者:Gabriel Sans
この試合、レガネスはすべてのスペースを消してバルサの攻撃を阻む作戦に出た。しかしアンスは一瞬のひらめきを逃さない。前半終了の数分前にチャンスを迎えると、エリア内で上手くコントロールしたシュートを放つ。攻撃者よりも19歳年上のゴールキーパー、イバン・クエジャルは必死に手を伸ばしたが、ボールに触れることはできなかった。
アンスにとってリーガ通算5ゴール目、チャンピオンズでのゴールを含めると、今シーズン通算6ゴール目となる。注目すべきは、そのゴールがいつも重要なことだ。パンプローナではオサスナに先制されたあとの同点ゴール。バレンシア戦では勝利を呼び込む先制点。レバンテ戦の2ゴールはチームを勝利に導いた。ジュゼッペ・メアッツァのインテル戦では、後半終了間際に決勝点を決めている。
この試合、キケ・セティエンは後半9分にアンスを下げてルイス・スアレスを投入した。アトレティコに敗れたスーペル・コパ以来のMSGを見たかったのだろう。メッシは随所に危険なプレーを披露していた。スアレスは久しぶりの出場で競争力を取り戻したようだ。グリーズマンも悪くなかったが、アンラッキーもあって最後までゴールを奪うことができなかった。

ラ・リーガ
アンス・ファティはいつも重要なゴールを決める
アンス・ファティは、チャンピオンズリーグのナポリ戦(3分間出場)、エイバル戦(ベンチ)、レアル・マドリード戦(9分間出場)、レアル・ソシエダ戦(5分間出場)、マヨルカ戦(ベンチ)と、最近5試合でほとんど出場機会がなかったが、ゴールデンボーイ賞にノミネートされた翌日のレガネス戦で、チームの先制点を決めている。