執筆者:Rpger Torello
次の移籍市場で放出されるといううわさはずっと消えないが、それでもブライスワイトは自分を信じてこの契約を楽しんでいる。彼の目標は、過去ここでプレーしたデンマーク人選手2人(アラン・シモンセンとミカエル・ラウドルップ)がそうしたように、自分の名前をこのクラブに残すことだ。
ブライスワイトのマヨルカ戦先発には、彼以外のすべての人間が驚いた。たとえ格下チームとの対戦だったとしても、日々のトレーニングで戦い、ルイス・スアレスやアントワーヌ・グリーズマンから勝ち取った出場である。
幼少期に病気で車椅子生活を強いられたブライスワイトは、強いキャラクターを備える大人になった。そのマインドをケアするのは、アドバイザーを務める元デンマーク代表のキム・ボイェだ。
ブライスワイトの自身への信仰は、バルサとの契約で形になった。しかしここで終わるとは思っていない。マヨルカ戦で初ゴールを決めたブライスワイトは、スアレスやグリーズマンよりも上に行こうと考えている。次のレガネス戦にも期待したい。

マルティン・ブライスワイト
スアレスやグリーズマンに勝ちたいブライスワイト
「長くバルサでプレーしたい。私は自分を信じている」バルサに移籍してから数週間後、マルティン・ブライスワイトは、ムンドデポルティーボにそうコメントした。