ビアンチといえば、現役時代はリーグアン最高のストライカーとして名を馳せたことが有名だ。1973年にベレス・サルスフィエルド(アルゼンチン)からスタッド・ランス(フランス)に移籍したあと、1977年からパリ・サンジェルマンに、1979年からストラスブールでゴールを量産した。
フランスリーグ最初のシーズンで得点王に輝いたとき、レアル・マドリードからオファーがあったそうだ。「シーズン終了時にマドリードからオファーがあったけど、私にはまだ5年の契約が残っていた。バルサからオファーをもらったときと同じように、ノーと返事をしたよ」ビアンチはそのように語っている。

カルロス・ビアンチ
「バルサとマドリードからのオファーにノーと言った」
今週、カルロス・ビアンチが71歳になった。かつて"総督"と呼ばれた指導者が引退したのは6年前だが、今回は誕生日に合わせて『France Football』誌がインタビューを行っている。