執筆者:Sergi Sole

 この19歳のイタリア人ミッドフィルダーについて、ブレッシアからバルサにオファーがあったことは事実らしい。昨シーズンのセリエA昇格の原動力であり、今シーズンも23試合に先発出場しているトナーリのことは、バルサの強化技術部も高く評価している。

 だが、いくらアンドレア・ピルロの再来と呼ばれても、その6000万ユーロという移籍金は高額だ。またブレッシアは現在セリエA最下位であり、もし降格した場合はこの金額は下がる可能性がある。現時点で答えを出してしまうのは尚早だろう。

 ブレッシアのマッシモ・チェリーノ会長は「ヨーロッパの複数のクラブがトナーリに興味を持っているが、まだどのクラブとも交渉していない。移籍は彼の選択に任せることを約束している」と明かした。一方で、「ブレッシアがセリエAに残留して、あと1年ここでプレーしてもらいたい」と、自身の夢も語っている。

MundoDeportivo編集部

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