執筆者:Xavier Bosch

 ベティス戦でのエキサイティングなデビュー、パンプローナでのゴール、バレンシア戦でのカンプ・ノウ初得点はいずれもセンセーショナルなものだった。

 メッシとデンベレの負傷に加えて、スアレスの離脱までもが決まったとき、バルベルデは当時16歳だった少年を6試合起用することを決めた。結果、今シーズン38試合中24試合に出場したが、初年度としては悪くない数字である。

 しかし、2020-21シーズンに向けたチームを見ると、プレー時間が低下が心配だ。メッシ、スアレス、グリーズマン、ブライスワイト、トリンコンに加えて、ラウタロ・マルティネスやネイマール獲得の可能性もある。コウチーニョがバルサに戻ることはないと思うが、それでも今シーズン以上のチャンスを期待するのは難しい。

 17歳の選手には何時間にも及ぶフライト時間が必要だ。ローン移籍もオプションになるだろう。カン・バルサでただトレーニングをするだけでは意味がないからだ。

MundoDeportivo編集部

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