執筆者:Sergi Sole / Fernando Polo

-給与カットの合意に満足していますか?

「もちろん。バルサにとって最善の結果だと思っている。これは決して強制したものではない。話し合って決めたかった。会議初日からポジティブな返事をもらっていたよ」

-キャプテングループと最初に話したのはいつですか?

「20日金曜日だ。オスカル・グラウCEO、メッシ、ブスケツ、ピケ、セルジ・ロベルトが電話会議に参加した。変動給与ではなく固定給与を減らしたいという提案について、すぐに了解を得ることができた。最終的な合意まで10日ほど要したが、最初にイエスの返事をもらわなかったら、ERTE(日本でいう一時解雇。過去180日の基本給の平均の70%を失業保険で受け取ることができる)を選択しなければいけなかった」

-バスケットボールチームとも合意しましたが、ERTEを選択した部門もありますよね

「基本的にプロ選手とは給与カットで合意したが、フットボールやバスケットボール以外の選手の場合、ERTEを選択したほうが良いケースもあった。失業保険のほうがたくさんもらえるからね」

-削減できた給与は全体的にいくらになりますか?

「ファーストチームが1ヶ月1400万ユーロで、その他のチームは200万ユーロ。合計1600万ユーロだ。アラートが1ヶ月続けば年棒の5.75%、45日間で8.6%、2ヶ月で11.5%がカットされる計算になる。日数に応じて変化する契約なんだ」

-最終的な合意に至るまでに10日間を要したのはなぜですか?

「キャプテングループは初日から提案を受け入れてくれたが、そのあと彼らはチームにそれを説明しなければしけなかった。時間がかかるのは当然だよ」

-エスパイバルサ(カンプノウ改修を含めた大型再開発プロジェクト)も影響を受けますね

「チケット販売、テレビ放映権、ホスピタリティ、店舗およびミュージアムの売り上げが止まり、収入が大幅に減少している。エスパイバルサについては今後ソシオ投票を行い、新しいパートナーによる資金調達が承認されるまで停止する予定だ」

-今シーズンの予算を満たすことは不可能ですね

「2月までは想定以上のペースだったが、10億5000万ユーロの収入を実現するのはもう不可能だ。クラブの経営状況は危機的ではないものの、大きな影響を受けている。これは世界中のクラブが同じだ。バイエルンやユヴェントス、リヨンなども大幅な支出削減に着手している」

-マドリードは最終的にERTEを採用するでしょうか?

「マドリードのことは分からないよ」

-バルサは経営陣も給与カットに合意したんですよね?

「そうだね。まだ交渉中だけど」

-しかし70%カットは難しいのでは?

「取締役および役員、従業員はERTEを選択する」

-会長選挙のスケジュールに変更はありますか?

「いや、それは不可能だ。会長の任期に変更はない」

-今回のクラブの管理について不満を感じている選手もいるのでは?

「聞いたことはあるが、誰が話しているのかまでは知らない。選手たちと話しているのはキャプテングループだけだ。交渉には私とオスカル・グラウだけが対応している。私はインタビューでも、選手へのERTEはないとしか話していない」

MundoDeportivo編集部

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