これまで出場した8試合のうち、先発したのはわずか3試合に過ぎない。その3試合はヨーロッパリーグのルドゴレツ戦の2試合と、セリエA第22節のウディネーゼ戦。このウディネーゼ戦では58分にベンチに下がっている。
クラブレジェンドのひとりジュゼッペ・ベルゴミは、元々エリクセンの獲得には懐疑的だった。「そのようにコメントしたときは批判も受けたけどね」元カピターノは言う。
「もちろんエリクセンは違いを生み出せるミッドフィルダーだ。しかし、コンテの3-5-2で起用するには問題がある。彼はボックストゥボックスではなくアタッキングミッドフィルダーだ。エリクセンを起用するためにはシステムを変更しなければいけない」
「最初の試合で多くのファンが驚いていたのを覚えている。セントラルミッドフィールダーで起用されたから、その特徴が発揮されなかったんだ」ベルゴミはそのようにコメントしている。

クリスティアン・エリクセン
エリクセンのインテル移籍は間違った決断だったのか
今冬、サンティアゴ・ベルナベウに行くこともできたクリスティアン・エリクセンだが、最終的に彼がサインしたのはインテルだった。しかしミラノでの彼のプレーを見る限り、その判断は間違っていたように思える