この案は実現しなかったが、今夏再びこのクロアチア人選手が市場に名を連ねるのは間違いない。バルサがキープを選択しなかった場合、ユーヴェは喜んで契約を準備するはずだ。
ラキティッチ本人も、最近のインタビューで「クリスティアーノ・ロナウドとも一緒にプレーしてみたい。彼は歴史上最高の選手のひとりだ」とコメントしている。
ただ一方で、「家族について考えるならバルセロナでプレーできることが何よりの幸せだ」と語っており、また古巣セビージャ復帰の可能性についても否定していない。
そのセビージャについては、強化技術部のモンチが、ラキティッチ獲得に意欲があることを明かしている。2010年にシャルケからラキティッチのセビージャ移籍を実行したモンチは、現在エージェントに連絡して同選手にコンタクトをとっていることを認めた。

イヴァン・ラキティッチ
バルサとユーヴェは、ラキティッチとドウグラス・コスタのトレードを交渉していた
昨夏、パリ・サンジェルマンやユヴェントス移籍に近づきながらも、最終的にバルサに残留したイヴァン・ラキティッチ。『TV3』によると、今冬バルセロナとユヴェントスは、ラキティッチとドウグラス・コスタのトレードを交渉していたようだ。