執筆者:Xavier Munoz
この22歳のフォワードを逃した場合、バルサはライプツィヒのティモ・ヴェルナーを次の候補に考えているが、面白いことにインテルも同ストライカーを補強リストに掲載しているという。『Tuttosport』によると、ネラッズーリはすでにライプツィヒにコンタクトをとったそうだ。
考えられるのは、インテルがラウタロを放出した場合の代替戦力としてヴェルナーを検討しているということ。ただこの競争にはレアル・マドリード、PSG、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントスがひしめいている。
24歳のヴェルナーは、今シーズン34試合に出場して27ゴール11アシストを記録、キャリア最高の瞬間を過ごしている。ライプツィヒとの契約は2023年までだが、契約解除金は6000万ユーロと決して法外なものではない。ドイツ代表の高いクオリティを考えればむしろ手ごろな価格だ。
バルサがラウタロを獲得するためには1億1000万ユーロが必要だ。加えてラウタロ自身の気持ちも重要だが、こえについてバルサは魔法の言葉を持っている。最近のムンドデポルティーボのインタビューでのメッシのコメントだ。「ラウタロは素晴らしいクオリティを備えており、すでに完成されたストライカーだ」メッシはラウタロに対して大きな期待を抱いている。
今シーズン、ラウタロは30試合出場で16ゴール4アシストを記録している。ヴェルナーに比べると数字の面では見劣りするが、このアルゼンチン代表にはチームの空気を変える力がある。それは今のインテルを見ても明らかだ。バルサがラウタロを好むのはそれも理由のひとつである。

ティモ・ヴェルナー
インテルはヴェルナー獲得に向けライプツィヒに接触か
移籍市場で最も人気が高いポジションのひとつはストライカーだ。将来が計算できる若手ならなおさらである。FCバルセロナの最優先は、ご存知のとおりインテルのラウタロ・マルティネスだ。