マルケスは成績不振を理由にわずか3ヶ月で辞任を選択したが、Bチーム監督時代にはファーストチームのセティエンと駐車場で何時間もフットボールの話をしていたという。そんなマルケスがラジオ番組『Sin Concesiones』にセティエンについてコメントしている。
マルケス最初に語ったのは、バルサのセティエンがこれまでとは異なる目標で指導していることだ。「キケは偉大なチームでのトレーニングが違うことを明らかにしている。最も重要なのはグループを管理することなんだ。彼はそれを実践しているよ」
現在セティエンが抱えている問題として、マルケスは「自分のアイデアを選手たちに浸透させること」だと説明する。「ラス・パルマス時代は少なくとも試合ごとに最大4つのオプションを持っていた。今のバルサでは、まだ1つくらいだ。選手たちが自分たちに求められていることを理解するのにはまだ時間が必要だね」
それでもマルケスは「キケは非常にうまくやっていると思う」と語り、「リーガとチャンピオンズの2つを獲得することも可能だ」と主張している。

キケ・セティエン
マノロ・マルケス「セティエンはグループを管理することが最も重要だと考えている」
2017年にキケ・セティエンがラス・パルマスを退団したとき、当時Bチームの監督だったマノロ・マルケスがファーストチームの監督を引き継いだ。