執筆者:Fernando Polo
会議のためブリュッセルを訪問していたバルトメウは、問題の記事を目にしたあとすぐにアビダルに電話。その後、予定を早めてバルセロナに戻り、今回の話し合いを行っている。
この緊急会議のまえに、バルトメウはメッシにも連絡を取っていた。アビダルの「バルベルデに不満を感じていた選手たちは、彼が十分な仕事を行っていないと非難していた」というコメントに対して、キャプテンは選手の実名を挙げるように要求していたが、バルトメウもその気持ちに理解を示したという。
一方でバルトメウは、グラウCEO、ラモン・プラネスと並んでアビダルのことも重要な存在だと考えている。夏に向けての動きをリセットさせないためにも、クラブにこれ以上の議論を起こさないためにも、アビダルの解任は避けたかったと思う。

エリック・アビダル
メッシとの論争を起こしたアビダル、その職務は継続へ
水曜日の夜、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長、エリック・アビダルと強化技術部スタッフ、オスカル・グラウCEOが参加して緊急会議が行われた。2時間におよぶ話し合いのすえ、リオネル・メッシを巻き込んだ危機は回避されたようだ。