執筆者:Fernando Polo

 あの試合、アトレティコの選手のメンタルは、バルサの選手のそれとは対照的だった。素晴らしい内容で75分を終えたとき、バルベルデはまさかこのあと逆転されるなど考えてもいなかっただろう。しかし、彼の運命を変える"tsunami(津波)"はすでに迫っていた。

 試合後、『RAC1』はバルベルデの立場が極めて危険になったと断言し、クラブから激しく非難されたとも報じた。チームの状況を変えるため、バルベルデに与えられていた期間は1月までだった。しかし、守備の脆弱性からアトレティコに圧倒されたとき、バルトメウはもはやバルベルデに改善は期待できないことを悟った。

 数日前、オスカル・グラウとエリック・アビダルはドーハ入りしていた。ドーハ行きの理由は、そこでリハビリ中のウスマン・デンベレを訪問するという名目で、彼らは実際に写真まで公開していたが、シャビ・エルナンデスに会うためであることは誰もが知っていた。

 そのミーティングは金曜日、土曜日、日曜日に行われた。しかし、シャビはまだバルセロナに戻るつもりはないと答えている。日曜日、グラウとアビダルはカタールから帰国。その夜に会議を行い、ここでバルベルデの解任がすでに決定していることが明らかになった。

 後任監督候補を挙げるなかで重視されたのは、攻撃的なフットボールでチームと観客を興奮させられること。その結果、ポチェッティーノのような偉大な監督を差し置いて、キケ・セティエンが選出されたのである。

MundoDeportivo編集部

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