執筆者:Gabriel Sans

 データは圧倒的だ。もちろんリーガ歴代のハットトリック数の単独トップである。2位は35回のクリスティアーノ・ロナウド、3位は22回でテルモ・サラとアルフレッド・ディ・ステファノが並んでいる。

 メッシは13シーズンで、少なくとも1回はハットトリックを決めてきた。最も多かったのは2011-12シーズンの10回。今シーズンはすでに2回達成しているが、これは過去2シーズンと同じペースになる。

 犠牲者たちに注目してみよう。リーガでメッシにハットトリックを決められたのは合計19チーム。エスパニョール、デポルティーボ、オサスナ、バレンシアがワーストで3回ずつ決められた。レアル・マドリードとアトレティコは2回ずつで、このグループにはほかに6チームが入っている。

 ピチーチ(得点王)については、メッシは過去6回獲得した。これはサラと並ぶ数字だが、今シーズン終了後に単独トップになる可能性がある。マヨルカ戦のハットトリックで今シーズン12ゴール目を記録したメッシは、ランキングでカリム・ベンゼマより1ゴール多い首位に立った。

 メッシが誰とも比較できないデータがある。それはリーグで2桁得点を決めたシーズンを14年繰り返していることだ。イングランド、ドイツ、イタリア、フランス、スペインのヨーロッパ主要5リーグの歴史で、誰ひとりとして成し遂げたことがない記録である。

 またそのゴールも特徴的だ。今シーズン、ロサリオの天才はエリア外から7ゴールを決めているが、これに続くのは4ゴールのラジャ・ナインゴラン(カリアリ)とマルセル・ザビッツァー(ライプツィヒ)の4ゴールになる。

 土曜日の試合、メッシはバロンドールを手渡してくれた3人の息子たちの目の前でハットトリックを達成した。父親からの最高のプレゼントだろう。2015年にレオが語ったように、彼の職業上の活動を明確に定義したのはチアゴだ。「パパ、またゴールを決めに行くの?」試合に向かう父親を、長男はいつもそう言って送り出している。

MundoDeportivo編集部

著者プロフィール MundoDeportivo編集部