執筆者:Edu Polo

 チャリティマッチという舞台だったが、プッチはバルサの選手の中で最も輝いていたひとりだった。実際、この試合の最高のアクションは、その足元から生まれている。この試合でのプッチの出場時間は66分。この時間までバルサが生み出した危険は、その多くがプッチを経由したものだった。

 プッチはほかの誰よりも速いスピードでプレーしていた。試合序盤にデンベレと良いコンビネーションを見せると、相手陣内に切り込むドリブル、フィールドを横切る動き、チームメイトへのラストパスを繰り返している。

 サベイロ、モレール、デンベレ、コッラードが失敗したあと、最初にリキのパスをゴールに放り込んだのはカルレス・ペレスだった。その1分後、プッチは万雷の拍手に送られて交代する。リキ自身もそうであるように、多くの人々は"なぜ彼がファーストチームに招集されないのか"を疑問に感じていた。

MundoDeportivo編集部

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