執筆者:Angel Perez
「バルサは過去11シーズンで8回優勝した!まさしく偉業だよ」
このトークのハイライトのひとつは、ペップがリーガにおけるバルサの成績を語ったときだ。「バルサは最近11シーズンで8回もリーガ優勝を果たしている。彼らにはレッドカーペットを準備しなければいけないよ」グアルディオラはそのように話した。
「シャビはいつかバルサの監督になる」
ペップはシャビ・エルナンデスについても言及している。「シャビはいつか必ずバルサを率いることになるだろう。いつどのような形で実現するかは分からないけど、監督に就任することは間違いないよ。彼はその情熱を持っている。トレーニングについて語るとき、彼の目は輝いているよね」
バルサからの出発と有名な"Pendrem mal(大変なことになる)"という台詞について、グアルディオラは次のように説明した。「我々は長い時間を共に過ごしてきて、お互いに多くを与え合ってきた。それでも物事にはいつか終わりが来るんだ。けんかしたとか、怒ったとかそういう理由じゃない。時間の経過による自然な別れさ」
「メッシのような選手はいない」
良く知るリオネル・メッシについて、ペップは「彼のような選手を見たことはない」と言う。「レオは子供の頃から注目を集めていた。決定力の高さは当時から優れていたけど、自分のフィジカルの特徴を理解して、できる限り相手と接触しないプレーを学んでいる」

「今のバルサなら私でも4-4-2で守る」
エルネスト・バルベルデのバルサは4-3-3で攻撃を展開するが、守備時には4-4-2に変化する。グアルディオラもこのシステムに同意すると語った。「重要なのは抱えている選手の才能に適応することだ。4-4-2で守らない場合、メッシやスアレスをどうやって組み合わせるのか分からない。彼らは上手くプレーしているか?攻撃できているか?楽しい時間を過ごしているか?本質はそこだよ」
「アルトゥーロ・ビダルと一緒に仕事ができてうれしかった」
グアルディオラはバイエルン・ミュンヘン時代に指導したビダルについても話している。「彼は我々に欠けていたものを与えてくれた。とても良い思い出があるよ。もし戦争に行くことになっても、アルトゥーロと一緒なら悪くないね」
「フットボールはゴールキーパーが攻撃に参加すると進化する」
戦術的な話において、グアルディオラは次のように語った。「ゴールキーパーを攻撃に参加させる勇気がある指揮官は、オフェンスでより多くの恩恵を得ることができるだろう。フットボールが進化するからだ」

「素晴らしいクラブと偉大な選手たちのおかげで勝った」
グアルディオラには嫌いな言葉があるという。"El Barça de Pep(ペップのバルサ)"だ。「それを聞くと腹が立つよ。私は素晴らしいクラブと偉大な選手たちのおかげで勝っただけだ。フットボールにおいて、勝利は選手たちのものなんだ。指導者も仕事をするけど、最終的には選手の才能に依存している」
「もしアンフィールドで勝っていたらバルサは三冠を達成していた」
昨シーズンの結果について、ペップは次のように分析した。「三冠を逃したのはアンフィールドで悪い日を過ごしてしまったせいだ。もしあそこで勝っていたら、彼らはチャンピオンズに優勝できたし、コパ決勝戦でもバレンシアに勝っていたと思う」
