執筆者:Fernando Polo / Ferran Martinez
プラネスの手帳には、エルネスト・バルベルデへ報告する名前がいくつか書いてあったが、そのなかでも特に2人の選手にフォーカスしたようだ。1人目はロドリゴ・カイオ(26歳)である。
昨シーズン、サミュエル・ユムティティが負傷離脱したあと、センターバックの補強候補に挙がった選手のひとりだ。カイオはメディカルチェックまで受けたが、最終的に指揮官がムリージョを選択したため、この移籍はなくなったという過去がある。
2人目はエヴェルトン(23歳)だ。このアタッカーについて、バルサはブラジル選手権での活躍もフォローしている。エヴェルトンはすでにブラジル代表にも選出された。
昨冬、バルサがカイオを断念したのは、リーガでの経験があるムリージョを優先させたためである。現在、バルサのセンターバックにはジェラール・ピケ、サミュエル・ユムティティ、クレマン・ラングレ、ジャン=クレール・トディボ、さらにバルサBのロナルド・アラウージョらがいる。
しかし、ビッグサムには負傷、ピケには年齢、トディボとアラウージョには経験不足という問題があり、このポジションの補強は避けられない課題だ。
それはエヴェルトンについても同じで、来シーズン以降、ウスマン・デンベレやカルロス・ペレスにも何が起こるかわからない。

移籍市場
バルサはリベルタドーレス杯でロドリゴ・カイオとエヴェルトンをスカウト
FCバルセロナの強化技術部は常に各国のフットボールイベントに注意を払っている。チャンピオンズリーグに匹敵する南米のコパ・リベルタドーレスも例外ではない。昨日、準決勝のひとつフラメンゴ対グレミオが行われたが、マラカナンにはエリック・アビダルの右腕ラモン・プラネスの姿があった。