まず最初にアイドルを聞かれた久保は「いつもメッシだった。彼が今何歳なのかはちょっと分からないけど、今でも高いペースでゴールを決め続けているのは驚くべきこと」と答えた。

 バルサ下部組織ではそのメッシと比較されていたことについては、「とても光栄なことだけど、彼のようになるにはまだ足りないことがたくさんあるよ」と語っている。ちなみにマシアではそのメッシにサインを求めたこともあるそうだ。

 また久保はアンス・ファティについてもコメントしている。「(バルサのカンテラでは)彼やエリック(ガルシア)と一緒にプレーしていたよ。僕がパスを出して、アンスがゴールを決めていたんだ。彼やアレニャなど、下部組織出身の選手がファーストチームでプレーしている状況は素晴らしいことだと思う」

 2014年にFIFAがバルサに制裁を下したあと、日本に帰国することになった久保は、当時のことを次のように振り返った。「13歳の少年にとっては難しい瞬間だった。フットボールをしたいだけなのに、なぜスペインから追い出されるのかが分からなかった。実際、今でもその理由は良く分からないけどね。子供が優れたクラブでプレーを希望しているのに、それが妨げられる理由が分からないんだ」

 久保はレアル・マドリードと契約することを決めた理由も語っている。「レアル・マドリードの掲げる目標、来シーズンの僕に関するプランを気に入ったからだ。特に将来のことをよく考えてくれていると思った。マドリードからの愛情を感じたんだ」

 そのほか久保は「ポグバと対戦したり話してみたい」と語ったほか、「一番好きな若手選手はエムバペ」などとコメントしている。

MundoDeportivo編集部

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