執筆者:Xavier Bosch

 ビジャレアル戦のまえに気がついたのは、あちこちにイエローに近い蛍光グリーンの印があったことである。それはスタジアムの中だけではなく外にもあった。1辺約8cmの正方形で、おそらく蓄光性の塗料で塗られていたと思う。

 疑問に思った私は周囲のファンに話を聞いてみたが、その正体を知るものは誰もいなかった。そこでクラブのコミュニケーション部門に連絡してみた。彼らはすぐに答えを教えてくれた。

 これは2024年に新スタジアムが完成したあと、旧カンプ・ノウがどこまであったのかを記録するものだそうだ。「昔はここにドアがあった」とか「スタンドはここまでだった」とか、いわゆる記念碑のようなものである。

 新しいスタジアムを歩きながら、我々は過去にも触れることができるというわけだ。これを考えたのは日建設計だという。なんて素晴らしいアイディアだろう!

MundoDeportivo編集部

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