執筆者:Sergi Sole

 最初にミニから飛び出したのはパコ・クロスだ。デビュー戦は1982年10月2日に行われたリーガのアトレティコ戦で、途中交代から29分間プレーしている。

 クロスはこの召集でウド・ラテック率いるチームに留まれなかったが、1983-84シーズンにファン・カルロス・ロホと共にファーストチームへ昇格した。

 ミニ・エスタディで最も長くプレーした選手はギジェルモ・アモールだろう。アモールは1982年に初めてミニのピッチに立ったあと、6年かけてデビューした"長老"だ。

 昇格した166人の選手には、ファーストチームでたった1試合しか出場できなかったものもいるが、一方でレジェンドになったものも多い。代表的なのはシャビ・エルナンデス(767試合)、リオネル・メッシ(688試合)、アンドレス・イニエスタ(674試合)、カルレス・プジョル(593試合)、セルヒオ・ブスケツ(540試合)、ビクトル・バルデス(535試合)だ。

 ジェラール・ピケの場合は少し特殊で、彼はバルサB在籍時にマンチェスター・ユナイテッドに移籍しているので、ミニから直接ファーストチームには昇格していない。

 エスタディ・ヨハン・クライフの完成で解体されるミニ・エスタディだが、最後の試合は2019年6月1日土曜日に行われたフベニールのコパ・デル・レイ準々決勝だった。デニス・シルバ率いるチームは、レアル・マドリードに0-2で敗れ、別れはほろ苦いものになった。

 ただ、その試合でプレーしたアンス・ファティは、現在ファーストチームで活躍を続けている。通算166人目の昇格者である。

MundoDeportivo編集部

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