執筆者：Javier Gascon
FCバルセロナのゴールキーパーはここでいくつかの質問を受けた。まずはネイマールのことである。今夏の移籍騒動について、テア・シュテーゲンは次のように語った。「私は今のチームに満足しているけどね。ネイマール本人から来たいと言われたら？そんなに単純な話じゃないよ。それに移籍市場はもう閉じたから、今から何かできるわけでもない」
移籍市場についての話を終わらせたテアが、ひつとだけ付け加えたのはイヴァン・ラキティッチの件だった。「個人的にはラキティッチの残留が一番うれしいよ。クラブとファンも同じ気持ちだと思うけど」
新加入のフレンキー・デ・ヨングについては周囲に忍耐を求めている。「彼はすでに良くプレーしていると思う。チームの大きな力になる存在だ。でもまだ異なるチーム、異なる言語に適応する時間を与えなくちゃいけないと思う」
リーガ第3節終了時点で5失点を許しているバルサ。テア・シュテーゲンは「そのうち3つはシーズン最優秀ゴールにノミネートされるほど」と言うが、同時に「順調なスタートじゃないことも確かだ」と認めた。「結果が出ていないことは明らかだよ。我々はさらに勝ち点を積み重ねる必要がある。良いシーズンで終えること、タイトルを獲得することが目標なんだからね」
日曜日のバレンシア戦で楽しみにしているのがヤスパー・シレッセンとの再会だ。テアは言う。「先日、ドイツ代表とオランダ代表の試合で会ったばかりだ。この3年間、彼とは素晴らしい関係を続けてきたけど、次の試合では私が勝つことを願っているよ」
