執筆者:Edu Polo

 しかしバルサはこのアルゼンチン人の継続に絶対的な自信を持っている。それはドレッシングルームも同じだ。ニューヨーク滞在中のジェラール・ピケは、前述の条項の存在を知っていたことを明かした上で、それが重要ではないと言う。「イニエスタやシャビと同じような感じ」というのがピケの考えだ。

 そして今、バルサはメッシに新しい契約を提案しようとしている。現行契約は2021年に満了するが、今回の契約には満了日が無い。そう、生涯契約である。

 ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はすでにこの契約更新に取り組んでおり、オスカル・グラウCEOも委員会に進捗を報告している。バルトメウとホルヘ・メッシの関係は非常に誠実だ。彼らは常に連絡を取り合う仲で、会長はキャプテンのすべてのニーズを個人的に処理している。

 この生涯契約について、バルサには急いで提案するつもりは無い。今後数ヶ月間で話し合いが始まっていく感じだろう。いずれにしても将来を決めるのはメッシであり、バルサでの残り時間を知っているのも彼だけだ。

 メッシは、カタールワールドカップが行われる2022年まではバルサに残るはずだという想定もある。このときクラックは35歳になっており、キャリアの終わりを考える時期だ。メッシは引退前に、例え数ヶ月間でもニューウェルズ・オールドボーイズでプレーしたいことを明かしている。

 そしてブーツを壁にかけたあと、メッシは再びバルサに戻っることができる。クラブはメッシに特別なポジションを用意するはずだ。

MundoDeportivo編集部

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