執筆者:Begona Villarrubia

 セラーノは、10年前のトレーニングキャンプで他のチームとロッカーを共有したことを思い出した。現在の女子フットボールの環境は大きく変化している。他クラブのベンチマークはバルサだ。

 キャプテンのビッキー・ロサダは「すべてが変わった」と振り返る。「場所がなくて、夜10時からトレーニングが始まったこともある。毎月の報酬はたったの200ユーロだったのよ。でも、今はプロとしてプレーできる」

 今週土曜日に行われるリーガ・イベルドローラ第1節の対戦相手は、レアル・マドリードの女子チームCDタコンだ。ルイス・コルテス率いるフェメニーノは、新スタジアムで新しい一歩を踏み出す。彼女たちが目指すのは、まずこのリーガに優勝することだ。

MundoDeportivo編集部

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