執筆者:Miguel Rico
ネイマールはPSGに自身が2000万ユーロ(約23億円)を支払うことを提案したが、これはクラブ側に拒否されたそうだ。PSGはブラジル人選手の話を聞くための席も設けなかったと言われている。
さまざまな話が出ていたものの、結局PSGは購入金額よりも高いオファーが届かなければネイマールを放出しないという姿勢をとった。ナーセル・アル=ヘライフィーは選手たちに「3億ユーロのオファーが届けば放出する」と語っていたらしい。
クラブを去った選手、復帰を希望する一部の元チームメイト、それをプランに入れていない監督。不可解な形で始まったネイマールのバルサ復帰話だが、この終わり方は至極当然のものである。

移籍市場
ネイマールのバルサ復帰消滅は当然の結果
パリ・サンジェルマンがネイマールの移籍でバルサに要求したのは、1億5000万ユーロの現金に加え、イヴァン・ラキティッチ、ジャン=クレール・トディボ、ウスマン・デンベレの譲渡だった。これは2017年にバルサが支払った2億2000万ユーロを大きく超えるものである。