執筆者:Ferran Martinez

 それから4ヶ月経った今、サンペルは新しいフットボール、新しい文化にもだいぶ慣れたようにみえる。「すでに日本のフットボールに順応していると思う。今の僕はとても幸せだ」FCBエスコラ(現バルサアカデミー)で才能を見出され、ファーストチームまで経験した24歳は語った。「ここには自分がずっと探していたものがあった。フットボール選手として重要な存在でありたいと願っていたし、日常生活もファンタスティックなんだ」

 サンペルにはバルサB時代からケアしていた問題がある。その細すぎる体格だ。日本行きが決まったとき、フィジカルトレーナーのルベンも同行することになった。徹底した食事管理およびパーソナルトレーニングの結果、サンペルの筋肉は4ヶ月間で3kg増加したという。

 サンペルにとってバルサから神戸への移籍は重要なターニングポイントであり、賢明な判断だった。「一番大切なのは精神的なものだった。今の僕は自信を感じているよ」

 私たちは神戸の住宅街を歩きながらインタビューを行ったが、市場を抜けて遊歩道に沿って移動していると、数名のファンが恐縮しながら写真を求めてきた。このようなときにも礼儀を守るのが日本人だ。

 外国に行くと文化の違いを感じるものだが、日本のような国だとすべてが新鮮である。それはフットボールのレベルも同じだ。「Jリーグはかなり異なるフットボールだね」サンペルは言う。「とても速く、とにかく直線的なんだ。試合をコントロールするのがちょっと複雑だね」

 土曜日、サンペルは初めてバルサと対戦する。「非常に特別な試合だ。神戸のファンも、自分たちの街で最高のチームが観られることに興奮しているよ。僕もゲームを楽しみたいと思っている」元アスルグラナはそのように意気込みを語った。

MundoDeportivo編集部

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