執筆者：Edu Polo
－ 月曜日からは監督としてのキャリアが始まりますね。どんな気持ちですか？
「とても興奮しているよ。私にとって新しいステージが始まるんだからね。選手たちにはコーチングスタッフと考えたアイデアやモデルを説明する予定だ。フィジカルトレーニング、ワークロード、すべての準備が整っている」
－ 今までのチームメイトのボスになるのは簡単ですか？
「分からないね。あなたには月曜日に教えるよ。ただ、選手たちを知っているのは大きなアドバンテージだと思う。みんな優秀な選手たちばかりなので、きっと私を助けてくれるはずだ。4年間過ごしたクラブだから、指導者としてのキャリアを始めるには最高の環境だね」
－ シャビ監督が目指すモデルは何ですか？
「あなたはもう分かってると思うけど、私が重要視しているのはボールポゼッション、可能な限り早くボールを取り戻すこと、守備から攻撃へのすばやい切り替えにある。あとは楽しみながら勝利を目指すフットボールだね」
－ それをカタールのクラブで実行するのは簡単ですか？
「大切なのは、自分のアイデアを選手に理解させて実行に移すことだ。それに納得できれば、フットボールがもっと楽しくなると思うよ。その結果、勝利も近づくはずさ」
－ 監督としてのキャリアをカタール以外で始めるプランもありましたか？
「他のクラブからのオファーがあったことは確かだよ。しかし、私はカタールで始めたいことを明らかにした。ここではみんなが家族のように親切だし、2022年ワールドカップまでは大使としての契約もある。アル・サッドは勝利を義務付けられたクラブだからプレッシャーはあるけど、ゼロから始めるには理想的な場所だと思うんだ」
－ みんなあなたがバルサの監督に就任する日を夢見ています。そのことにプレッシャーを感じていますか？
「16歳か17歳でカンテラに入団して以来、フットボール選手として多くのことを期待されてきた。プレッシャーの存在は否定しないよ。でも、それ以上にバルサに戻れることは素晴らしいと思っている。今はまだベビーベッドに寝かされている状態で、バルサを率いる準備はできていないけどね」
－ バルサにはいつ頃戻りたいと思っていますか？
「分からない。来週何が起こるのかも分からないんだから」
－ ペップ・グアルディオラとの比較も避けられなくなりますね
「ペップとは最初チームメイトであり、次に選手と監督としての関係を経験した。現在、彼は世界最高の指揮官の一人だけど、私はただの新人・・・月曜日までは監督ですらないんだ。比較できないと思う」
－ あなたがいつかリオネル・メッシを率いる日が来るのでしょうか？
「メッシは素晴らしい友人のひとりだ。史上最高の選手を使えるのは、監督冥利に尽きるだろうね。でも、今はそのときが来るのかも分からない。適切なタイミングを見てみよう」
－ バルサ新加入選手のデ・ヨングについてはどう評価していますか？
「若いのに完成された選手だと思う。攻撃では違いを生み出し、守備も決して手を抜かない。とても良い補強だよね」
－ メッシとスアレスのコンビは協力ですが、ここにグリーズマンは必要でしょうか？
「それを決めるのはバルベルデだ。クラブが監督を決めたのなら、それは監督とスポーツマネジメントの両方で有益な購入だと判断したからさ。個人的には非常に優秀な選手だと思っている」
－ もうひとり名前が挙がっているのがネイマールですが、あなたは彼がバルサに復帰すると思いますか？
「グリーズマンと同じように、ネイマールが違いを生み出す選手なのは間違いない。彼の場合はバルサを知っていることも大きいね。復帰については、これも監督とクラブが決めることだと思っている」
－ 昨シーズンはブスケツへのブーイングがありました。
「まったく不公平だ。ブシはチームのために一生懸命働いている。上手くいかなかったとき、人々は試合を分析するのではなく、個人を攻撃しようとするんだ。ジョルディ・アルバに矛先が向いたこともあるけど、チームが機能しないときは全員の責任だよ」
－ あなたはリキ・プッチをよく知っていますが、彼には何を期待しますか？
「彼には多くの才能と大きな個性がある。試合中に消えることはなく、常に中央で存在感を発揮する選手だ。実際にトレーニングを見ている訳じゃないから無責任なことはいえないけど、それでも将来が楽しみなのは事実だね。このまま成長すれば、きっとファーストチームで素晴らしいプレーを見せてくれるだろう」
－ アル・サッドが獲得するという案はどうですか？
「悪くないね！」
－最後に、レアル・マドリードの補強についてどう思いますか？
「残念なシーズンを過ごしたあと、再び競争力を取り戻そうとしている。彼らには勝利の遺伝子があるから、きっと強くなるはずだ。アザールやヨヴィッチなど、新加入選手もビッグネームばかりだね。あらゆる大会で勝負できるチームになると思うよ」
