執筆者:Roger Torello / Fernando Polo

 エディンソン・カバーニとペナルティキックを争ったあとに加わったのは、ユリアン・ドラクスラー、トーマス・ムニエ、そしてトーマス・トゥヘル監督との確執だ。

 フランスカップ決勝戦でレンヌに敗れたあと、ネイはPSGファンを攻撃した。また、マンチェスター・ユナイテッド戦のあと、インスタグラムに「侮辱的なジャッジ」と投稿し、UEFAから3試合の出場停止処分を受けたことも忘れていはいけない。

 ナセル・アル=ケライフィが扉を開くのは当然だ。実際、『France Football』誌のインタビューで同会長はその意思があることを語っており、『L'Equipe』は「PSGは"XXLのオファー"が来ればネイマールを放出する」と報じている。

 我々がこれまで何度か説明してきたように、PSGがネイマール放出を完全に決断するまで、バルサは見守るだけでアクションを起こさない。エルネスト・バルベルデとも十分に話し合うだろう。

 指揮官のOKが出たあと、バルサはネイに3000万ユーロに達する年俸の減額をオファーする。加えてネイマールは、契約延長後に退団したにもかかわらず、更新ボーナスを要求している訴訟を取り下げなければいけない。
 
 すべては非常に複雑だが、決して不可能な移籍ではないだろう。

MundoDeportivo編集部

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