執筆者:Sergio Bustos

 ロサンゼルスで開催中のE3 2019において、FCバルセロナとコナミが『Pro Evolution Soccer(ウイニングイレブン)』シリーズのグローバルパートナーシップ契約を延長したことを発表した。バルサとPESのコラボレーションは今後少なくとも4シーズン継続されることになる。

 今回の契約更新の発表は『PES 2020』のプロモーションビデオ公開と同時に行われた。スタンダードエディションはリオネル・メッシ、レジェンドエディションはロナウジーニョがカバーを務める。北米、アジア、ヨーロッパの発売日は9月10日。日本での発売日は9月12日となっている。

 カンプ・ノウのバルサストアでのみ、ファンが決定したカバーの特別な『eFootball PES 2020』が発売される。6月12日からFCバルセロナ公式サイトで投票できる予定だ。

 バルサセールス部門のジョゼップ・ポンは次のようにコメントしている。「コナミとのパートナーシップ契約更新をうれしく思います。今回、3年前に始まったこの関係を新たに延長することになりました。我々はこれからもファンと繋がるという共通目標に向けて努力を続けるでしょう」 

『eFootball PES 2020』からの主な変更点は、マスターリーグがリアルなドラマに改良されたことだ。あらゆる条件で分岐するシナリオ、さまざまなムービーが導入されている。これをジーコ、マラドーナ、クライフら登場人物が盛り上げるが、彼らはマネージャーとしても登場する。

 そのほか、Matchdayという新モードが加わったほか、ゲームメニューもリニューアルされた。ゲーム部分ではより現実的なディフェンス、意図的なファウルの組み込みなどの新要素がある。技術的な面では証明エンジンの最適化、プレイヤーモデルの改善、カメラアングルなどがリアルに進化した。

MundoDeportivo編集部

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