この女性はキンゼイ・ポランスキというモデルで、"大人のためのコンテンツ"を運営するヴィタリ・ズドラドスキの恋人である。ポランスキは水着姿でピッチに飛び込んだが、そこには恋人が運営するサイト名が書かれていた。
試合を中継しているカメラはすぐに切り替わったため、テレビ観戦の視聴者の目には余り触れなかった。しかし、スタジアムにいた人間のなかには写真を撮影したものも多く、彼らがネットにその写真をアップしたあと、ズドラドスキのYouTubeチャンネルやウェブサイトにはアクセスが殺到したという。
マーケティング会社の『Apex Marketing Group』の分析によると、ポランスキとズドラドスキは400万ドル近い広告効果を得たそうだ。
Espontánea en la #ChampionsLeague2019 El P30 Pro y su mágico zoom. pic.twitter.com/eaLtn2coNh
— Marcos Sierra (@marcossierra) 2019年6月1日
ただ、世の中はそんなに甘くない。彼らにはUEFAからの罰金が待っている。大会ルールによると、ピッチ乱入には5000から8000ユーロの罰金が科せられる。
また今回2人はウェブサイトの宣伝を行っており、これは「不適切なメッセージの発信」に該当するため、別途1万ユーロを支払わなくてはならない。