執筆者:Edu Polo

 そのスタッフの名前はフランセスク・サトラ。カンプ・ノウのドレッシングルーム、ベンチ、そしてミックスゾーンの管理責任者だ。70歳を超えたサトラはシーズン終了を待たずに引退を決めており、このソシエダ戦が最後の試合だった。

 サトラがバルサに入社したのは1978年。ホセ・ルイス・ヌニェスが会長に就任した年だった。それから41年間、裏方としての仕事を全うしてきたサトラだが、そのキャリアのなかで一度だけ世界中の注目を集めたことがある。2011年8月にジョゼ・モウリーニョがティト・ビラノバを攻撃したときだ。

 モウリーニョがティトの右目に指を押し込んでいる場面、サトラは2人の真後ろに立っていた。この写真は世界中で話題になり、サトラには"口ひげの支配人"というニックネームが付いている。

 翌シーズン、カンプ・ノウを訪問したモウは、このときの写真についてサトラと話したそうだ。それを知ったメディアがインタビューを求めたが、サトラは再び脚光を浴びることを嫌い、これを断っている。
 

MundoDeportivo編集部

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