24歳のミッドフィルダーは、まず自分に対して大きな信頼を与えてくれたヴィッセル神戸に感謝の言葉を述べたあと、「ヴィッセルには非常に野心的なプロジェクトがあり、それを成功に導くためにやってきた」とコメントした。

 入団の決め手はやはりアンドレス・イニエスタだ。「アンドレスから電話があって、神戸のことやクラブについていろんな話を聞いた。彼は僕が絶対に幸せになると言っていたよ。ヴィッセルはバルサのプレースタイルを目指しているから適応に問題がないこともね」

 FCバルセロナのファーストチームでポジションを見つけることができなかったサンペルだが、「自分のすべての可能性を伸ばしたい。イニエスタと一緒にね」と述べている。新しいチームメイトのダビド・ビジャ、山口蛍、ルーカス・ポドルスキについて質問されると、「みんな素晴らしい選手たちだ」と答えた。

 楽天株式会社の三木谷浩史CEOは、昨夏イニエスタを獲得したあと、チームに指揮官フアン・マヌエル・リージョ、ビジャを加えてクラブの「スペイン化」を図った。今回のサンペル獲得はその仕上げだ。

MundoDeportivo編集部

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