執筆者:Manuel Bruna
なぜそれほど時間が必要なのか。それはまず最初に必要な新監督が決まらないからである。ジョゼ・モウリーニョについては、現時点でクラブは彼を候補者と考えていない。マウリシオ・ポチェッティーノ、マッシミリアーノ・アッレグリ、ユルゲン・クロップ・・・マドリードが興味を持っている監督はいずれもチームを率いている。
新監督が決まったあと、ガレス・ベイルやマルセロがチームを去る。イスコの去就は誰が監督になるかで決まるだろう。トニ・クロースについても同じことが言える。
補強に関して、フロレンティーノは近年の移籍市場を支配している価格の狂気に参加しないという哲学を貫くはずだ。エデン・アザールはビッグサインになる。しかし、会長の一番のお気に入りはネイマールだ。このブラジル人選手の獲得には途方もない金額が必要になる。
補強が必要なポジションを具体的に挙げると、センターフォワード、左フルバック、ミッドフィルダーだ。フロレンティーノはこれからの6ヶ月間でこのポジションを強化していこうと考えている。

レアル・マドリード
レアル・マドリード:新プロジェクト始動までの6ヵ月間
アヤックスに敗れてチャンピオンズリーグの舞台から去ったことで、レアル・マドリードは無冠のままシーズンを終えそうだ。フロテンティーノ・ペレスは、プロジェクトの始動を6ヶ月先に見据えている。