執筆者:Jordi Subiran

 キニが心筋梗塞で68歳の人生を終えた2日後、彼がキャリアを始め、そしてブーツを壁にかけたエル・モリノンで告別式が行われた。ピッチに棺が運び込まれると、スタンドの人々はキニに最後のオベーションを送っている。

 キニは1968年にヒホンでキャリアをスタートさせた。1980年から1984年までバルサでプレーしたあと、ヒホンに戻り1987年に引退。ピチーチ賞を5回獲得するなどリーガを象徴する名選手で、ファンだけでなくライバルからも愛されていた。

 ムンドデポルティーボの過去の記事において、元チームメイトのミゲリは次のように語っている。「偉大なストライカーだったのは言うまでもなく、彼が素晴らしかったのは大きな心を持っていたことだ。例えば、ミスをした仲間を責めることは絶対になかった。対戦相手にも愛を与えた選手だったよ。負傷中でも周囲にいつも笑顔で接していた。彼のような選手と友人だったことが誇らしい」 

 キニについては、スペインだけでなくヨーロッパ中が彼を偲んでいる。それは、1年経った今でも、誰も彼のことを忘れていないことからも明らかだ。

MundoDeportivo編集部

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