アンデルソンはアスルグラナに所属する同胞について語った。まずはアルトゥールのことだ。「アルトゥールはまだ十分なレベルでプレーしていない。コウチーニョもそうだが、私はもっとやれると思っていた。アルトゥールはイニエスタと同じようにプレーできるはずだ。これは批判ではなく失望だよ」
コウチーニョについては「これほど苦しむとは思わなかった」と言う。「最高だったときから遠く離れている。リヴァプール時代のようなシーズンを過ごしていない。彼自身がブレーキをかけているように思う。もっとフットボールを開放するべきだ」
アンデルソンはチャンピオンズリーグの優勝チームにバルサを予想している。第1戦の前に、そのカギがリヨン戦にあると語っていた。「シーズン前にメッシがチャンピオンズ優勝を目標に掲げたが、今シーズンのバルサは確かに完成度が高いチームだ。一番難しいのがこのリヨン戦だろう。ここを突破すれば、バルサはきっと優勝できると思う」
元ブラジル代表は続ける。「フランスのチームといえば、多くの人がPSGを思い浮かべると思うが、リヨンにはバルサを苦しるだけの実力がある。デパイはフォームにあればとても危険だ。ただ、彼はときどきセルフィッシュになる。チームのためでなくファンを喜ばせるためにプレーするんだ。また抜きを狙ったりしてね」
アンデルソンは、バルサが注目しているフェルナンド・メンディについても語った。「メンディは非常に優れたテクニックを備えている。攻撃面は申し分ないよ。唯一欠けているのは戦術理解度だけだ」

チャンピオンズリーグ
元バルサのアンデルソン「アルトゥールとコウチーニョはもっとやれると思った」
チャンピオンズリーグのラスト16ラウンドでオリンピック・リヨンとFCバルセロナが対戦するということで、かつてこの両チームに所属したことがあるソニー・アンデルソンが『Catalunya Radio』からインタビューを受けている。