執筆者:Oscar Zarate

 最初に話題に挙がったのは、サンティアゴ・ソラーリ率いるチームが直面している今月の過密スケジュールについてである。「ミッドウィークにコパ・デル・レイのバルサ戦、その次は週末にアウェイのアトレティコ戦が控えている。本当に厳しい日程だよ。しかし我々は、リーガ、コパ、チャンピオンズのすべてを勝ちたい。チームのムードはとてもいいよ」ラモスはそのように語った。

 クリスティアーノ・ロナウドの退団後にペナルティキッカーを務めるセルヒオ・ラモスは、たびたび論争を呼ぶ自身のパネンカ(チップキック)について、次のように説明した。「馬鹿にしたり侮辱する意図はまったくないんだ。もし誰かの気分を害したのなら謝りたい。ただ一番確実性が高い方法を選んでいるだけさ。キックする前にゴールキーパーが横に動くのが分かるときがある。そういうときは、とっさにパネンカを蹴るんだ。自分でも本当に落ち着いていると思う」

 引退後のキャリアを質問されると、ラモスは「将来については何も考えてない」と答えたが、監督になるという可能性を除外しなかった。「家族との生活を楽しみたいね。今は一日のほとんどをフットボールに費やしているから、家族と過ごす時間がほとんどないんだ。でも、監督になる可能性も捨てないよ。引退後も何らかの形でフットボールとつながりたい。指導者とキャプテンには何か共通点があるような気がするんだ」 

セルヒオ・ラモスは様々な話題を語った

 今シーズンここまで10ゴールを記録しているラモスは、「自分のなかにはストライカーが存在している」と言う。「フットボールというスポーツには不公平な部分もある。常にゴールを決める選手ばかりが注目されて、守備の仕事が軽んじられることさ。守備も重要だよ。自分はポジティブな精神を持っているからゴールも狙う。得点はいつだってうれしいね」

 ラモスは2019年にAmazon Prime Videoで公開予定のドキュメンタリー番組を紹介した。「30分のチャプターが8回に分かれている。放送予定は年末だ。とても素晴らしいドキュメンタリーになったよ。子供たちに良い遺産を残せたと思う。みんなにもぜひ観て欲しい。スポーツにおけるプロフェッショナリズムを理解してもらえると思う」

 セルヒオ・ラモスは信頼する理学療法士ペドロ・チュエカから"チューロ(気取り屋とかヒモ男を指すスラング)"と呼ばれていることを明かした。「一緒にいるときにそう呼ばれるんだ。一般的にはそんなイメージなんだろうね。若いときはそうだったかも。でも今は違うよ。自分の性格を表す言葉は"勇敢"だと思う。常に刺激を求めている?そうだね」

 キャプテンの自宅浴室には、マイケル・ジャクソンの等身大の彫刻があるそうだ。「パートナーのピラール(ルビオ)からの誕生日プレゼントさ。あ、そういえば6月15日にセビージャで結婚式をやるよ。長年かけて家庭を築き上げてきた我々にふさわしい式にしたいな」

セルヒオ・ラモスとパートナーのピラール・ルビオ

 マドリードのディフェンダーは、彼が情熱を注ぐ馬について話す機会を逃さなかった。「今はスペイン産の純血種を50~60頭ほど飼育している。ユカタン・デ・ラモスが世界チャンピオンになったけど、スペインだけでなく、ラテンアメリカでも盛んなビジネスなんだ。ユカタンを売る?どうだろう。お金以上の価値があるからね。馬の飼育は子育てに通じるものがあるよ」

 ラモスといえばアートの趣味も有名だ。「アートを買ったあと、売ることでお金を儲けている。投資だね。(番組に持ってきたアリの彫刻を指して)これはEasy Woodという芸術家の作品で、全部で1000個生産されたものだ。とても惹かれたんで、すぐに購入したんだよ」

ラモスが一目惚れしたというアリのオブジェクト

 最後にラモスは"トランカス&バランカス(アリのマスコットキャラクター)"からいくつかの質問を受けたが、その内容は次のとおりだ。「チームメイトで一番ジョークが最悪な選手?ナチョだ」「下着?試合やトレーニングでは自分のブランドのものを着用している」「父親?とても気が強いけど、私が子供の頃プレーしているときにレフェリーに叫んだことは一度もなかった」

MundoDeportivo編集部

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