執筆者:Miguel Rico

 ラキティッチは2017年に契約を更新しており、その満了は2021年である。中盤で3つの役割をこなせるこのミッドフィルダーについては、2018年6月にパリ・サンジェルマンが獲得に名乗りを上げた。代理人アルトゥーロ・カナレスは、年俸1000万ユーロ(約12億5000万円)を提示されたことを明かしている。

 PSGはバルサに移籍金7500万ユーロ(約93億7000万円)を準備したと言われているが、バルベルデがラキティッチの放出を拒んだため、このオファーは受け入れられなかった。

 水曜日の国王杯セビージャ戦で、ラキティッチは再びその価値を証明している。試合後のコメントにも気持ちが入っていたのは、フレンキー・デ・ヨングの加入が決まったことで、自分が放出リストに名を連ねたのではないかと疑問を感じていたからこそだろう。

 月曜日の『Gran Gala Mundo Deportivo』で、イヴァンは自分の立場を明らかにした。インタビューで話した「バルセロナでの生活に満足している」「キャリアのピークにいる」「可能なら契約を更新してずっと残りたい」というコメントは、1メートル先に座っていたジョゼップ・マリア・バルトメウ会長に向けたメッセージだったと思う。

 そのプロフィールにバルサの純粋なDNAは欠けているものの、このミッドフィルダーのパフォーマンスに疑いの余地はない。バルベルデも絶対的な信頼を置くラキティッチの将来が不透明になるというパラドックス。今シーズンが終わるまでにも何か動きがあるだろうか。

MundoDeportivo編集部

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