執筆者:Dani Gil

 シティ・アカデミーの広報室で記者会見を行っていたペップ・グアルディオラの表情が、ほんの数秒で笑みから怒りへと変わった。エルネスト・バルベルデのコメントについて質問されたからである。

 事の発端は日曜日に行われたリーガ第21節ジローナ戦前の記者会見だった。バルサへの移籍が決まったフレンキー・デ・ヨングが、マンチェスター・シティのグアルディオラやパリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘルからの電話勧誘を明かしたことについて、バルベルデが「他クラブの選手とそんな電話をするのはおかしい。それは私の倫理に反する」と語ったことである。

 これを聞かれたペップは、明らかに苛立ちながら次のように答えた。「私はエルネストのコメントについては答えない。彼は私の友人だ。ただひとつ言えるのは、自分の選手でなくても、時に向こうから接触してくることもある。そういう時はその連絡を受け入れるものだ」

 この話がどのように解釈されても、グアルディオラはこれ以上語らないと話した。 

MundoDeportivo編集部

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