ダービーにふさわしい緊張感あふれる試合だったが、スタッド・ジェフロワ=ギシャールには残念な横断幕が掲げられていた。「メンフィス:500万人のフォロワーがいるが父親はいない」と書かれたものである。
メンフィスはガーナ人の父親とでオランダ人の母親を持つ。両親はメンフィスが4歳のときに離婚したが、このとき父親に捨てられたと考えている彼は、PSV在籍時からユニフォームにもファーストネームの「MEMPHIS」をプリントしている。
メンフィスもこの横断幕に気がついたようで、試合後にツイッターで次のようにコメントしている。「バナーを掲げた人には何もリアクションしないよ。彼らも自分をフォローしてくれていることを知っているからね!」
24歳のフォワードは続ける。「チームに僕のようなクオリティの選手がいないからかな。ごめん気にしないで。ちょっと言ってみたかっただけだ。今シーズンのダービーでは勝ち点1ポイントも獲得できなかったから、どんな気持ちなのかは理解しているよ」
「今回の攻撃については何も反応しない。神はあなたたち全員を祝福するだろう。暗闇をより多くの暗闇で元に戻すことはできない。解決できるのは愛だけだ。憎しみをより大きな憎しみで消すことなんてできない。解決できるのは愛だけだ」

メンフィス・デパイ
「500万人のフォロワーがいるが父親はいない」という横断幕にメンフィス・デパイは・・・
日曜日に行われたリーグ・アン第21節、サンテティエンヌ対オリンピック・リヨンの"デュルビ・デュ・ローヌ(ローヌ・ダービー)"は、1-2でアウェイのリヨンが勝利した。