執筆者:Mario Camus

 ピケにとっての次の目標は、彼が愛するクラブ、FCバルセロナを統括することだ。引退後のキャリアについて、ピケは監督やコーチ、テクニカルスタッフではなく会長になりたいと、これまで少なくとも2度は述べている。

 その一番早いチャンスが2021年にやってくる。この会長選の準備に専念するため、ピケは2020年にブーツを脱ぎそうだ。ジョゼップ・マリア・バルトメウは一部の幹部に再選を目指すことを明かしているが、ピケはそのバルトメウに必ず勝てると信じている。カタルーニャでのカリスマ性を考えると当然だろう。

 ピケは会長に当選したあと、シャビ・エルナンデスとアンドレス・イニエスタにトップチームを任せるつもりだという。シャビに関してはこの数年間ずっと監督になる準備を続けている。アンドレスは指導者ライセンスを取得していないが、まだ時間があるので問題ないはずだ。彼には何より卓越した戦術知識がある。

 技術部には友人カルレス・プジョルを起用するだろう。元キャプテンはイヴァン・デ・ラ・ペーニャと共に代理人をやっており、移籍市場には非常に詳しい。

 これからカンプ・ノウが改修され、パラウ・ブラウグラナが新設される。この"エスパイ・バルサ"プロジェクトが大きな挑戦になることを知っているピケは、マーケティングの勉強に熱心だ。シャキーラの存在も大きい。彼女はメインスポンサーの楽天とも非常に親密だ(楽天はシャキーラのツアーをバックアップしている)。また親友の三木谷は、新カンプ・ノウの命名権に興味を示しているそうだ。最初のミーティングでは"Waka Waka Camp Nou(ワカ・ワカ・カンプ・ノウ)"という案も出ている。

 ピケは、FCバルセロナにテニス部門を創設することも考えているらしい。ヨーロッパ最高のクラブに所属する選手たちのリーグ戦などを検討しているそうだ。

MundoDeportivo編集部

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