執筆者:Edu Polo

 ルビは、クライフが監督としてのキャリアをスタートさせたときのことを次のように話した。「クライフのスタイルは創造的で、当時は"フットボール界に悪影響を与える"というような批判もあった。後年、それは何の根拠も無い言い掛かりだったことが証明されたけどね。現に多くの指導者が彼のスタイルを継承し、勝利を手にしている」

「私は初日からクライフの指導法に惚れ込んだよ」"エル・ドリームチーム"の主力だったサクリスタンはそのように言う。「ヨハンはまずバルサの中盤をダイヤモンド型に形成した。ミッドフィルダーは4人。そのおかげで私はポジションを得ることができたんだ」

 バルベルデはクライフが取り入れたポゼッションフットボールについて語った。「クライフはフットボールのスタイルに変化を与えた。その基本は現代のあらゆる監督に受け継がれている。普段、我々が当たり前のように口にするポゼッションだが、それまではSF小説のような話だったからね。クライフが注目したあと、それはリーガを超えてイタリアやイングランドでも試されるようになったんだ」

 バルベルデはクライフの指導の思い出を次のように振り返っている。「現役時代は世界最高の選手のひとりで、指導者としてもすでにアヤックスで結果を出していた人だ。彼が"あの山に登って来い"と言ったら、登るしかないって感じさ。でも、ただ登るだけじゃなく、例えば何かをしながらとか、プラスアルファを求める人だった」

MundoDeportivo編集部

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