執筆者:Sergi Sole
2016年に一般総会で承認されたナイキがバルサに支払う固定金額は1億500万ユーロ(約136億円)だったが、2018年から2026年には条件次第で最大1億5500万ユーロ(約201億5000万円)にアップする契約だ。
その条件のひとつはユニフォームの売り上げだ。ナイキの分析では、2019-20シーズンのユニフォームは2015-16シーズンの販売数を上回ると予測されており、1億5500万ユーロが支払われるのは間違いないという。
デザインで売り上げが変わるバルサに対して、レアル・マドリードはその幅が少ない。彼らのユニフォームは毎年ほとんど同じだからだ。このため、売り上げインセンティブの恩恵を受けることができないと言われている。
ユニフォーム
マドリードとアディダスの新契約は、バルサとナイキの契約を超えていない
すでに発表されているように、レアル・マドリードとアディダスは2020年から2030年までの新契約を結ぶ。『Marca』紙が報じた金額は年間1億1000万ユーロ(約143億円)。これは現行契約5200万ユーロ(約6370万円)の2倍である。ただ、同紙の報道には間違っている箇所がある。「新契約はバルサとナイキの契約を超えた」という部分だ。