今年6月に就任したサンチェス首相は、「フランコ体制の犠牲者の尊厳を回復する」として、マドリード近郊の慰霊施設"戦没者の谷"からフランコ総統の遺体を取り除くことを優先課題としてきたが、今回逮捕されたムリージョ容疑者は、これに反発して首相殺害を試みたとみられている。

『Público』紙によると、容疑者はかつてオリンピック出場を目指したこともあるスナイパーで、自宅からは高性能ライフルやアサルトライフルを含む16の銃火器が押収されている。

 ムリージョ容疑者はメッセンジャーアプリ『WhatsApp』を使って共犯者を募集。そのグループの一人が警察に通報したことが逮捕につながった。

 この逮捕は3週間前だったが、スペイン政府の決定ですぐには発表されなかった。現在ムリージョ容疑者はブリアンス中央刑務所に収監されている。

MundoDeportivo編集部

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