今回は『Transfermarkt』の選手価格において、市場価格が最も高いとされるU-21の選手でイレブンを組んでみた。フランス人選手3人、イングランド人選手2人、オランダ人選手2人、イタリア人選手、ブラジル人選手、ドイツ人選手、アメリカ人選手がそれぞれ1人のラインナップは以下のとおりである。

ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)市場価格4000万ユーロ(約52億円) 

 この19歳のイタリア人選手はトップチームで数シーズンを経験しており、ミランの正ゴールキーパーとしての地位を確固たるものにしている。イタリア代表には17歳6ヶ月でデビューした。

トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)市場価格3500万ユーロ(約45億5000万円)

 アレクサンダー=アーノルドはユルゲン・クロップのチームに欠かせない右サイドバックだ。ポジション争いが激しいイングランド代表においても、20歳ながらすでに4試合に出場している。

ダヨ・ウパメカノ(RBライプツィヒ)市場価格3000万ユーロ(約39億円)

 フランスのエヴルー出身の20歳。現在、ブンデスリーガで最も注目されている若手センターバックだが、多くの評論家がこれからさらに成長すると期待している逸材だ。

マタイス・デ・リフト(アヤックス)市場価格5000万ユーロ(約65億円)

 19歳のオランダ人センターバックは、アヤックスだけでなくオランダ代表のディフェンスにおいてもリーダーシップを発揮しているおり、多くのビッグクラブの興味を集めている。

ライアン・セセニョン(フラム)市場価格3500万ユーロ(約45億5000万円)

 フラムの下部組織出身で、史上最年少でチャンピオンシップの年間ベストイレブンに選出された経験をもつ。各年代別のイングランド代表に招集されており、まだ18歳だがトップカテゴリ召集も近い。

フレンキー・デ・ヨング(アヤックス)市場価格4000万ユーロ(約52億円)

 スピード、アジリティ、ドリブル、テクニック、ビジョン、パスすべての才能を備え、中盤のどのポジションでもプレーできる21歳。今年オランダ代表で初出場を果たした。

カイ・ハフェルツ(バイエル・レヴァークーゼン)市場価格5500万ユーロ(約71億5000万円)

 ドイツが無尽蔵のタレント生産国であることを証明する19歳。専門誌『kicker』が"メスト・エジルの再来"と評するミッドフィルダーだ。9月にはマンシャフトでもデビューした。

クリスチャン・プリシッチ(ドルトムント)市場価格4500万ユーロ(約58億5000万円)

 祖父がクロアチア人からの移民で、父親は室内フットボールの選手だった。20歳になったばかりだが、アメリカ代表キャップ数はすでに21試合で、9ゴールを記録している。

ウスマン・デンベレ(FCバルセロナ)市場価格8000万ユーロ(約104億円)

 21歳のフランス人ウインガー。世界でも最も成長が期待される選手のひとりであり、実際今シーズンはゴールも増えている。ワールドカップで優勝したフランス代表メンバー。

キリアン・エムバペ(PSG)市場価格1億8000万ユーロ(約234億円)

 わずか19歳ながらすでに世界最高の選手のひとりに数えられる存在。そのスピードあふれるプレーは、パリ・サンジェルマンやフランス代表で多くの人々を驚嘆させ続けている。

ガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)市場価格8000万ユーロ(約104億円)

 21歳のブラジル人は負傷でいくつかの問題を抱えていたが、そのクオリティに疑いの余地は無い。ボールタッチとドリブルのセンスを武器にゴールを量産する"フェノメノ(超常現象)"だ。

MundoDeportivo編集部

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