執筆者:Sergi Sole / Fernando Polo

 最新のニュースとして『El Pais』は『Mediapro(スペインのマルチメディア通信グループ)』がオファーしたものの、希望額の折り合いがつかずにクラブ側が交渉を拒否したと報じている。金額も重要だが、バルサは健康にフォーカスした企業や、保険会社、グローバル企業からのオファーを待っているそうだ。

 そんななか、最近バルサに近づきつつある企業がある。世界的な保険会社アリアンツだ。アリアンツはフットボールおよびそのスタジアムに大きな興味を持っており、ドイツのバイエルン・ミュンヘン、イタリアのユヴェントス、フランスのニース、オーストリアのウィーン、ブラジルのパルメイラスとそれぞれスタジアム命名権の契約をかわしている。現在、スペインとイングランドにパートナーがいないアリアンツが、今回バルサとの交渉を始めたといわれている。

 アリアンツだけでなく、世界の保険会社は近年フットボールやスポーツの世界への進出を強めている。例えばアクサ(旧ヴィンタートゥール)はエスパイバルサに参加しているし、AIGやメットライフは他のスポーツにリンク、もしくはチームを所有している。アジアでは中国人寿保険や中国平安保険が有名だ。

 ただ、スタジアム命名権の販売は簡単な仕事ではない。現在でいえばバルサだけでなく、レアル・マドリードやトッテナムのようなビッグクラブも企業探しに必死だ。このまま購入企業が現れなくても、バルサが来夏に新スタジアムに着工することは決まっているが、シーズン終了時には臨時集会でプロジェクトの予算を見直さなくてはいけなくなる。

MundoDeportivo編集部

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