執筆者:Jordi Delgado

「フットボールが美しいのは、勝利に向かってプレーする選手がさまざまなスタイルを持っていることだ」そう語ったイニエスタは、自分のスタイルを次のように説明した。「私のスタイルはボールを持つこと、そして効果的に攻撃することだね。ボールを失うことなく後ろから出てきて、チームメイトのプレーを結びつけるのが好きなんだ。小さなころから学んできたもので、これがチームを勝利に近づけるプレーだと思っている」

 そのイニエスタに対して、ペップ・グアルディオラは感謝していると言う。「バルサは過去15~20年間にわたって世界のフットボールをリードしてきた。私がチームを率いていたときは、どれだけアンドレスに助けられたことか。普通は監督が選手をサポートするものだが、アンドレスは監督である私を助けてくれた。特に戦術の理解という点でね」

 1999年、カンプ・ノウで行われたナイキカップの話は有名だ。当時カデーテAに所属していた15歳のイニエスタに、優勝カップを渡したのがこのグアルディオラだった。

 イニエスタは当時を振り返る。「あのときのことは今でもよく覚えているよ。グアルディオラは当時のチームのキャプテンだったけど、決勝戦のあとにトレーニングに付き合ってもらったんだ。彼はずっと私のアイドルだった。そんな人間が今度は自分たちの監督になったんだから、本当にうれしかったよ。私とグアルディオラの関係は特別なものだ」

 イニエスタは続ける。「彼は私のキャリアに大きな影響を与えた。他のカンテラの選手にも大きな希望を与えたと思う。グアルディオラ時代は素晴らしいもので、我々は大きく成長したよ。たくさんのタイトルも獲得した。当時のプレースタイルには、やっていた自分たちも魅了されるほどだった」

MundoDeportivo編集部

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